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社員の社会貢献マインドを育てる。チェンジメーカー創出への取り組みと学び

こんにちは！アクセンチュアのオペレーションズコンサルティング本部 IMJにおいて、デジタルマーケティング支援としてSNS・ウェブマーケティングのプランニングをしているHanaです。私がコーポレート・シチズンシップ（以下、CC）の活動で企画・運営した２つのイベントについてお伝えしたいと思います。

2024/04/01

●難民映画チャリティ上映イベント

～映画を通じた難民問題への共感の深化と実行面での学び～

●住友商事×アクセンチュアによる初のCSR活動

～教育課題の解決にイノベーションを巻き起こす！～

アクセンチュアのCC活動では、Skills to Succeed（スキルによる発展）というグローバルなテーマを軸に、人々の生活向上に欠かせない人材・スキル課題に着目した取り組みを推進しています。アクセンチュア　ジャパンにおいても様々なテーマの取り組みがある中で、私が参画するプロジェクトは、社会貢献に対するマインドを育て、積極的にリーダシップを取り、社会に良いインパクトを与えられる社員、チェンジメーカーを創出することをミッションに活動しております。私自身、もともと社会貢献と企業成長の両立を目指す持続可能なビジネスに関心があり、CC活動に参画しました。

これまでの取り組みの中で反響の大きかった、難民映画チャリティ上映イベントと、住友商事とアクセンチュアが共同して行った社会貢献活動（CSR活動）の取り組みを紹介したいと思います。

難民映画チャリティ上映イベント～映画を通じた難民問題への共感の深化と実行面での学び～

アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京（AIT）を会場として、「ガザ素顔の日常」というパレスチナ自治区ガザ地区の人々の生活を描いたドキュメンタリー映画のチャリティ上映イベントを行いました。このイベントでは、多角的に難民問題に向き合うことを目的に、上映前に、難民支援を担当する国連UNHCR協会の広報担当から世界各地で深刻化する難民問題の現状を講演していただいた他、鑑賞後は参加者同士で難民との関わりについてディスカッションする場を設けました。上映はオンラインと現地（AIT）のハイブリッド型で行われ、全体で約170人の方々が参加し、参加者からはたくさんの寄付金が集まりました。

私がこのイベントを企画した理由は、難民とされる方々の個々の物語に触れる事で、遠い世界の他人事と感じてしまいがちな「難民」をより身近に感じるきっかけを作りたいと考えたことからです。上映中は、涙を流しながら鑑賞する方もいました。また、ディスカッションの際、「私が難民の立場であれば、一緒に声を上げてほしいと思うので、今後は周りへの発信を意識的に行いたい」など、難民の方々の気持ちに寄り添った回答が多く上がり、参加者が少しでも難民問題を自分事として捉えるきっかけ作りが出来たと感じ、心が震えるほど感動しました。

デジタルマーケティング支援としてSNS・ウェブマーケティングのプランニングをしているHanaです

住友商事×アクセンチュアによる初のCSR活動～教育課題の解決にイノベーションを巻き起こす！～

このコラボレーションでは、両社の共通の関心事項である「教育課題」をテーマに、「教室から世界を変える」を理念に活動するNPO法人Teach For Japanと共同で、企業・個人として課題の解決策を導くこと目標にしたイベントを行いました。

イベントは参加型セミナー（講演会）、ワークショップの２本立てで構成され、社会・教育課題を知るきっかけづくりから、課題に対する解決策を提供するディスカッション・ワークショップを含んだ形で構成され、より社会課題に向き合い、NPO法人に対して建設的なアイディア提供をする新たな支援の形となりました。ワークショップにおいては、住友商事とアクセンチュアの社員が混合チームとなり、ディスカッションテーマ「社会の構成員である企業・一社会人の教育における役割を再定義する」に対して、それぞれの経験や企業のビジネス的な知見を融合させ、温かな雰囲気の中で和気あいあいとディスカッションされていたのがとても嬉しく、印象深かったです。

参加者の中には元教員で、教育課題に対して企業の役割の重要性を感じつつも、一人の力では解決できないためこのイベントに参加された方もいらっしゃいました。コンサルティング・商社と異なる業種ですが、「日本の社会・教育課題に向き合いたい、少しでも力になりたい」との同じ方向性の強いマインドをもった方々がNPO法人の代表とディスカッションを交わしていました。代表の教育課題の解決に対する熱い想いに応えたいとチームで奮闘され、教育課題にイノベーションを起こしたいと熱心に議論する姿は感動するものでした。