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企業の変革パートナー。「トランスフォーメーションコンサルティング(GTM)」の仕事内容と魅力とは?
2022/07/26
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2022/07/26
テクノロジー コンサルティング本部 トランスフォーメーションコンサルティング(通称 GTM = Go to Market)日本統括/マネジング・ディレクターの谷山です。
本記事では、統括の立場からGTM組織の紹介をさせていただきます。
デジタルトランスフォーメーション、ITトランスフォーメーションなど、お客様企業における変革(=トランスフォーメーション)を企画・推進するのが私たちGTM組織の役割です。テクノロジーの活用を前提とし、私たちGTM組織が主導してアクセンチュア社内における様々な組織の力を結集し、戦略/企画立案から変革実行・運用まで一気通貫で担当します。
テクノロジー コンサルティング本部の中で知見を集約し、他部門と連携して提案/ソリューション定義を主導することを目的に、テクノロジー コンサルティング本部内にGTM(Go to Market)組織が設立されました。主な背景は下記2点です。
1. エンドツーエンドの変革案件の広がり
2. テクノロジー組織としての提案力強化の必要性
1. デジタル/ITトランスフォーメーションの構想・計画策定・推進・管理
提案~企画・構想フェーズから入っていくわけですが、お客様自身も課題に気づいてないことがほとんどです。そこでは我々自らが仮説を立て、お客様にぶつけて、一緒にアジェンダを創っていくことが求められます。テクノロジーを武器にお客様の変革を実現し価値を生み出すこと、それが私たち組織の職務です。
2. デジタル/IT戦略の立案
デジタル/ITトランスフォーメーションの完遂は長く険しい道のりとなります。その変革を進めるうえでの活動の指針となり得るデジタル/ITの戦略を立案します。
3. エンタープライズ・アーキテクチャの全体設計
デジタル/ITトランスフォーメーションの先に実現される、あるべきエンタープライズ・アーキテクチャを描きます。企業活動の全領域における、ビジネス、データ、アプリケーション、テクノロジーそれぞれ基本構造となります。またお客様企業における各種制約条件も考慮し、現状のエンタープライズ・アーキテクチャから目指すべきエンタープライズ・アーキテクチャまでの道のりを、現実的なものとして描くことも大切です。エンタープライズ・アーキテクチャの設計には非常に広範な知見が必要とされるため、社内/社外の各種専門家の力を結集しつつ、ひとつにまとめていきます。
(事例1) 大手製造業におけるデータドリブンの変革支援
バリューチェーンの全領域において、事業運営上の意思決定をデータドリブンで遂行可能とすべく、業務・組織・ITをすべて刷新していく取り組み。未来の絵姿、そこに至るまでのトランスフォーメーション全体像などを設計。
(事例2) 大手サービス企業におけるデジタル基盤の実現
外部環境変化/事業構造変革/デジタル技術進展に対応した、グローバルでのデジタルプラットフォームを構築する取り組み。将来像、そこに至るまでのトランスフォーメーション全体像などを設計。
(事例3) 大手製造業におけるグローバル事業基盤実現の提案
グローバルでのビジネス拡大に伴うグローバル事業基盤の実現を提案。テクノロジーとしてはSAPソリューション群を中心に、クラウドネイティブソリューション等と組み合わせて実現。
高い技術・経験をお持ちの方であれば即戦力としてご活躍いただけますが、一方で現段階でそれらを持ち合わせてなくとも、社内外のトレーニングやアセットも豊富に提供されているため、ご自身の強い意志があれば成長し活躍することが可能です。
お客様企業にとって社運を賭ける取り組み、社会にとって意義ある取り組み、現代の最先端の取り組み、その構想段階から参画することができます。やりがいを感じることができる仕事であり、自身の成長にとってもまたとない機会となります。
社会情勢、企業活動全般の知識、最新のIT技術動向など、さまざまなことを理解していなければ対応できない、難易度の高い職務ですが、一方でそれら広範な知見を身に着けることができる魅力的な仕事です。
みなさんを飛躍的に成長させる環境がそこにあります。ぜひ飛び込んで欲しいと思います。一緒に働けることを楽しみにしています。