Careers
経営者目線で物事を考え、プロジェクト全体を推進するアカウントリードの仕事とは
2023/02/01
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2023/02/01
オペレーションズ コンサルティング本部 アカウントマネジメントグループ所属のAkikoです。
今回は同グループの職種であるアカウントリードについて、ご紹介したいと思います。
アクセンチュアに新卒で入社後、ビジネスコンサルタントとして、SCM領域の業務改革やシステム導入プロジェクトに数多く従事してきました。会社の体制変更に伴う組織改編のタイミングで、過去に業務プロセスアウトソーシング(以下、BPO)プロジェクトに携わっていたこともあり、その分野を専門に扱うオペレーション コンサルティング本部に異動しました。
現在、某総合電機メーカーのBPOプロジェクトに参画しています。ビジネスコンサルタント時代から本プロジェクトのお客様とは一緒にお仕事をしており、お客様や社内のプロジェクトメンバーをよく知っているということで、前任者からアカウントリードというポジションを引継いで、現在に至ります。
プライベートでは3歳児を育てるワーキングペアレントであり、今は時短勤務をしています。
アカウントリードとは、BPOサービス提供におけるお客様担当責任者を指しています。その役割は、事業会社でいうところのカンパニー社長や事業本部長、中小企業の経営者に似ているかと思います。
お客様である企業や公的機関に対しては、ビジネスパートナーとしての信頼関係を築き、契約に従って高品質で安定したサービスを提供しながら、継続的に更なる価値提供を提案します。また、プロジェクトの現場メンバーに対しては、現場責任者などと協力して、人材育成やエンゲージメント向上を行います。そして、アクセンチュア社内に対しては、担当するBPO契約の売上・費用の予実管理・レポートを行い、収益改善の役割を担います。ほかにも社内のテクノロジーや法務、ファイナンスなどの部署のメンバーとも連携しながら、プロジェクトの安定運営やさらなる品質向上のための業務を行っています。
また、複数のアカウントリードで共同作業をすることは少なく、複数プロジェクトを1名で担当することもあるため、所属グループの定例会が開催される際には、ケーススタディや情報交換が積極的に行われています。普段は一緒に仕事をすることは少ないですが、アカウントリード同士の交流も深く、困った時に手を挙げると直ぐにアドバイスをもらえる環境があり、とても心強いです。
私にとってのアカウントリードの仕事の魅力は、仕事の守備範囲が広いことです。お客様や現場プロジェクト、社内の部署とつながりを持つため、BPOビジネスの仕組み・意味・繋がりの理解が深まりますし、交渉力・提案力・リスク管理・ファイナンス管理・人材管理などの幅広いスキルも鍛えられます。様々なことにチャレンジする機会や刺激を多く得ることが出来るので、仕事を面白く感じられています。
また、お客様と深い人間関係を築けることも魅力の一つと感じています。BPOビジネスは契約期間が長く、私も今のお客様とは、通算して約5年半のお付き合いになります。ビジネスコンサルタント時代を含めると、10年近くです。良い時もそうでない時もパートナーとして、お客様と一体感をもって仕事できていると感じており、それが仕事へのやりがいや充足感に繋がっています。
私の場合、担当するBPOのデリバリー拠点が海外にあることや、コロナによりお客様が在宅勤務となったことにより、現在は主に在宅で勤務しています。ただ、最近ではコロナの状況を見ながらになりますが、徐々にオフィス勤務の機会も増えている傾向にあります。
私の一日のスケジュールは、お客様との会議と社内打ち合わせが大半を占めており、会議の時間帯をなるべくまとめるなどの調整をすることで、出来るだけ考えたり作業したりする時間をまとまって作るように工夫しています。トラブル発生時や契約更改時など忙しい時期はありますが、総じて自分の裁量で仕事を計画して進められるので、ワークライフバランスを意識した働き方ができていると感じています。
現在、私は育児事由で9時から17時の時短勤務をしており、通常より1時間早く勤務を終了しています。保育園の送りは夫、迎えは私で役割分担し、夕方に外せない仕事が入った場合は延長保育や夫に迎えをお願いするなど、家庭内で調整をしています。
また、子供が病気で保育園へ行けない場合に備えて、会社の福利厚生を使って、ベビーシッターをいつでも手配できるようにしています。プロジェクト内には男女問わず、出産を控えたメンバーや小さな子供のいるメンバーが多くいます。アクセンチュアのBPOプロジェクトは契約が長期間に渡ることが多いので、一人一人が長く働きやすい環境を作ることが非常に大事です。
そのため、育児に限らず、家庭や個々人の事情なども考慮しながら仕事とプライベートを両立することが、企業文化として根付いているように感じます。
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
アカウントリードという仕事に少しでも興味を持ってもらえたなら幸いです。