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お客様の業務変革の中核を担うビジネストランスフォーメーションコンサルタントの役割や魅力とは
業務変革を推進するオペレーションズ コンサルティング本部の社員が、転職経緯やアクセンチュアを選んだ理由、業務内容・役割、管理職としての働き方などについて紹介します。
2024/01/29
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業務変革を推進するオペレーションズ コンサルティング本部の社員が、転職経緯やアクセンチュアを選んだ理由、業務内容・役割、管理職としての働き方などについて紹介します。
2024/01/29
はじめまして。オペレーションズ コンサルティング本部のTomohiroです。私は、2022年2月に経験者採用でオペレーショントランスフォーメーションコンサルタント職のビジネストランスフォーメーションコンサルタントとして入社しました。このキャリアブログでは、ビジネストランスフォーメーションの業務内容や役割、働き方について、お伝えできればと思います。
まず初めに、私のこれまでのキャリアを簡単にご紹介します。私は新卒で自動車業界に入社しました。技術系の職種で入社したにもかかわらず、実際の配属は情報システム部であったため、「外れを引いたな」というのが正直な感想でした。(ただ、この配属はコンサルティング業界に転職することにつながったため、結果的には悪くない配属だったと思います。)
研修期間にはディーラー研修や工場研修などありましたが、なかなか成果がでなかったり、人間関係がうまくいかないこともあったり、散々なものでした。そんなキャリアのスタートだったのですが、新卒で入った会社は数年で辞め、1年ほど海外を放浪した後にコンサル業界に入ることとなり、気付けば10年ほど経っています。
コンサル業界は変化が早く、参画するプロジェクトごとに全く違う業界や業務領域を取り扱うことが多いため、飽きずにここまでやってこられたのだと思います。アクセンチュア以外にも、コンサル会社を何社か経験しているのですが、戦略案件からシステム導入、変わったものですと、リストラ案件なども経験しました。(これはかなり精神的にプレッシャーがありました。)
幅広い業務を経験してきましたが、次第に組織変革やそれに伴うBPR(業務変革)が中心となっていきました。そのため、自分の経験を活かしつつ、クライアント企業の実際の変革までフォローができる機会を得たいと考えて、クライアント業務をアウトソーシングで引き受けるビジネスプロセスアウトソーシング(以下、BPO)を主戦場したいと思うようになりました。そのなかで、従来のBPOからデジタルやテクノロジーの力で、さらなる効率化や高度化を実現するインテリジェント・オペレーションに強みを持つアクセンチュアのオペレーションズ コンサルティング本部にマネジャー(管理職)で入社しました。
次にビジネストランスフォーメーション(以下、BT)では、どんな業務や役割を担っているのかご紹介したいと思います。まず、以下の経験者採用の募集要項を見てみましょう。
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■ビジネストランスフォーメーションコンサルタント
ビジネスプロセスの超自動化と付加価値の創造を実現するデジタルトランスフォーメーションジャーニーを描き、クライアントからお預かりする業務の高度なトランスフォーメーションを、責任をもって推進。
ミッションとしては以下を期待される。
・DXを実現するために、クライアントへAIやRPA導入を短サイクルで提案し実現するスプリント型の変革を推進
・最新テクノロジーを組合せ、End to End の業務及びシステムの提案・稼働支援、定着化~効果創出までの実行推進を担う
・クライアントが創出する価値の最大化を目指した人材活用や企画提案を実行
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上記は概要的な説明のため、もう少し現場目線の情報も補足しようと思います。オペレーションズ コンサルティング本部では、クライアント業務を引き受けて、実際の業務運営に留まらず、業務自体の変革も実現していますが、その一連の変革作業の中で、さまざまな役割を担うのがBTの特徴であると言えます。そのなかでもBTの唯一無二の役割があります。今回はこれが一番重要です!これだけ覚えていただければと思います!笑
その役割というのは、「アクセンチュアのグローバル知見を使い倒して、さらなる効率化・高度化(インテリジェント・オペレーション)を追求していく」ということです。アクセンチュアはグローバルでは74万人を超える社員を抱えています(2023年12月時点)が、そこで積み上げられた膨大な知見を体系化し、クライアント業務の成熟度を上げ効率化・高度化させる仕組みが存在します。それを活用し、日本のBPOプロジェクトに落とし込んでいく役割をBTは担っています。
このような知見や仕組みは、他のグローバルコンサルティングファームと比してもかなり稀有なもので、これらの情報に日常的に触れて、業務に取り入れることができる点がBTの最大の特徴で、この組織の魅力とも言えます。また、上記に加えて、最新テクノロジー(最近で言えば生成AIなど)を活用しながら、業務効率化に取り組むなど、常に新たなことにチャレンジできる環境があります。
そういう意味では、BTはアクセンチュア入社時に私の希望していたBPRにおける実態の伴う改善活動を、アクセンチュアグローバルの知見も活用しつつ実行できる、希望通りの組織だったと思います。
少し話は変わりますが、実際の仕事のイメージを持っていただくために、私のとある1週間のスケジュールをご紹介します。
現在のプロジェクトは会議がそれほど多くない一方で、少人数で対応しているため資料作成の時間が比較的あります。また、少人数だと顧客とのコミュニケーションも多く担うことになるため、勤務時間中はかなり集中してテンポよく業務を行っています。
また、BTのマネジャー職の特徴としてはプロジェクト内と外での役割があるところかと思います。まず、プロジェクト内では全体の効率化施策の実行を担うことです。これは一般的なコンサルのマネジャー職と近いイメージです。主にプロジェクト運営に伴うメンバー管理及び、成果物への責任を担っています。それに加え、プロジェクト外の役割については、前段でお話ししたGlobal知見を日本のBPOプロジェクトに落とし込んでいく役割も担います。Global知見をそのまま流用しようとしても、日本のプロジェクトには適していない場合もあるため、その際はGlobalチームと連携し、日本での落とし込み方を調整しながら、実行していきます。そのような面もあり、テンポよく業務をさばき、それぞれに期待される役割を果たしていくことが求められると思います。
生活面で言うと、子供が保育園に行っているので、朝の送りは私が担当しています。妻は基本的に迎えを担当しますが、どうしても外せない仕事が入ってしまった場合などは、お互いに調整してカバーし合っています。
コロナ禍の完全リモート環境から出社(自社・クライアント先)及び自宅でのハイブリッド型の勤務形態となっており、必要に応じて対面とリモートを使い分ける働き方をしています。休日は専ら子育てに時間を費やしているので、平日の夜を自己学習の機会としていることが多いですね。忙しくないと言えば嘘になりますが、日々自分の時間も確保しつつ充実した生活は送れていると思います。笑
さて、これまで私自身の過去や、ビジネストランスフォーメーションの役割や働き方について、話をしてきましたが、アクセンチュアでのキャリアを少しはイメージできたでしょうか。
アクセンチュアはコンサルティングファームの中でも、とりわけアクセンチュアはダイバーシティ(多様性)が進んでいて、個性的な経歴に寛容な文化があると思っています。コンサルタント職以外にもシステムを構築できるエンジニアを抱えていたり、デザイナーやマーケターなども所属していたりと、多種多様な人材が社内に存在し、それぞれの社員が自分の強みを生かしながら働けていることが背景にあるかもしれません。さまざまな個性を受け入れてくれる面も、アクセンチュアの魅力の一つだと思っています。
この記事が皆さんのこれからのキャリアや将来になんらか良い影響を与えることができたのであれば幸いです。
以上、ありがとうございました。