フェリックス・プロジェクトは、アクセンチュア、マイクロソフト、アバナード(マイクロソフトとアクセンチュアの合弁会社)と共同で、ドライバーのルートとボランティア、CRMを改善するソリューションを設計し、ドライバー用のモバイルアプリとMicrosoft Power Platformのレポートおよびアナリティクスソリューションも共同で開発しました。COVID-19によるパンデミックによる前例のないデマンドに対応すべく、アクセンチュアとアバナードは6週間以内にテストパイロットを開発・配備しました。その1ヵ月後には、このプラットフォームが組織全体に全面的に採用されました。ドライバーは、RouteMeアプリでルート、地図、集荷情報にアクセスできるようになりました。ドライバーのデジタルフォームからのデータはリアルタイムでD 365に送信され、Power BIダッシュボードは数分で自動レポートを生成し、業務の透明性を提供します。
フェリックス・プロジェクトが2024年までに、スタッフと配送拠点の数を一定に保ちながら、その影響力を10倍に拡大するためには、テクノロジーが重要な鍵を握っています。Microsoft Power PlatformとD 365は、非営利団体が規模を拡大するための基本インフラを提供し、その成長を支えるために必要な将来のテクノロジーを下支えしています。このソリューションにより、ルートの最適化が可能になり、移動に費やした時間と配送した食品の量を分析することで、コスト削減の効率性を確認することができます。フェリックス・プロジェクトにとって、このような経験は大きな変化をもたらし、将来的には人々の生活をより豊かにするために役立つことでしょう。