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麻布十番にあるアクセンチュアの「ガレージ」って何?その場でアイデアを形にする仕組みとは
麻布十番にあるアクセンチュア・イノベーション・ハブ東京の「ガレージ」と呼ばれるスペースと、そこでの働き方を紹介します。ガレージでは、日々アクセンチュアメンバーとお客様が革新的なアイデアを形にしています。
2024/10/21
こんにちは。アクセンチュアのインダストリーX本部のForgeチームに所属しているTakuyaです。Forgeチームは、フルスタックエンジニア、ビジネスコンサルタント、UXデザイナーが所属しており、新しいサービス作りや試作開発を推進するチームです。ビジネス・デザイン・テクノロジー三位一体での推進により、これまでにない体験価値・事業価値を生み出しています。
今回は、私たちが日々活動している拠点であるアクセンチュア・イノベーション・ハブ東京(以下AIT)の「ガレージ」と呼ばれるスペースと、そこでの私たちの働き方についてご紹介したいと思います。
麻布十番にあるAITは、あらゆる業界に対する深い知見、先端技術や世界のデジタルトレンドに精通したアクセンチュアのプロフェッショナルが、お客様と共同で革新的なアイデアを具現化させるための拠点として、2018年に開設されました。
AITの特徴は、単なるオフィススペースではなく、イノベーションを生み出すための様々な機能を備えていることです。今回はその中でも「ガレージ」と呼ばれるスペースについてご紹介します。
ガレージは、文字通り新しいアイデアや製品を「組み立てる」場所です。ここでは、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせて、革新的なプロダクトを生み出しています。
ガレージの持つ主な役割はプロトタイピングです。お客様や、時にはチームメンバーから出たアイデアを素早く形にし、検証するための場所として使われています。
私たちForgeチームは、このガレージを最大限に活用しています。ガレージには、ソフトウェア開発において参考になる書籍や、3Dプリンタ等のデバイスはもちろんのこと、電子工作やドリルなどの工具に至るまで、おおよそプロトタイピングに必要な道具は全て揃っています。これらの道具を最大限に活用し、何度も素早く開発と検証を繰り返すことで、真に価値のあるプロダクトを開発することを目指しています。年齢や経験に関わらずフラットに議論を重ね、ときには時間を忘れてブラッシュアップを繰り返しながら開発しています。こうして開発されたプロトタイプが動き出したときの喜びはひとしおです。
作り上げられたプロトタイプは、AITを訪れるお客様にデモの形で紹介されることがあります。部課長層から、ときには経営層まで、様々なレベルのお客様に対してプロトタイプを活用したプレゼンテーションが行われています。実際に作ったモノをお客様にお見せし、そこで得られたフィードバックをもとに、さらなるプロトタイプのアップデートを行うこともあります。さらには、お客様の実際の業務への適用可能性について一緒に考え、その価値を認めていただいたあかつきには、具体的なプロジェクトとして走り出すこともあります。具体的なプロジェクトの中では、お客様にお見せしていたプロトタイプをさらにお客様の業務に合うように改良し、その導入効果について測り、果たして本当に価値があるモノなのかお客様と伴走しながら考え抜くことができます。最終的に、ガレージで生まれたプロトタイプの中から、今も実際のどこかの現場で動いているモノは数多くあります。
このように、ガレージではモノを作り上げるところからお客様へのプレゼンテーション、また実案件への導入に至るまで、様々な経験を積むことができます。またこれらの経験は全て若手のうちから任され、新卒/経験者採用で入社して数ヶ月でお客様の前に立ち、プレゼンテーションを行い、お客様の上位層の方々と具体的なプロトタイプの活用について議論を重ねているメンバーはざらにいます。私自身は中途入社でアクセンチュアに入社し、現在4年ほどガレージで働いていますが、以前の会社では考えられないような密度で様々な経験を積むことができていると感じています。
AITのガレージについてご理解いただけましたでしょうか。AITのガレージは最先端の技術に触れながら、実際のビジネスへのインパクトを生み出せるとても稀有な場です。アクセンチュアでの働き方について、少しでも興味をお持ちいただけたのであれば幸いです。
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