Careers
アクセンチュアでのグローバルな働き方、海外勤務社員のフィリピンでの挑戦(サービス デリバリー)
2022/07/08
Careers
2022/07/08
こんにちは。
オペレーションズ コンサルティング本部 サービス デリバリー所属のMamiです。
現在、私はフィリピンのマニラでお仕事をしていることもあり、アクセンチュアでの「海外勤務」について語っていきたいと思います。
皆さん、「海外で働きたい」と思ったり憧れを持ったりしたことはありますか。一方で海外勤務って語学力が必要だし、異文化に順応できるかもよくわからないし…何かと働くこと以外の心配事も多く、結局、海外勤務への道をあきらめてしまうことも多いのではないでしょうか。
今回のブログが、そういった思いや不安を持っている方の後押しになればと思います。
アクセンチュアは私にとって3社目の企業になりますが、大学卒業後は製造工場の品質管理や宝飾業界での広報・マーケティングなど、転職の度に業界/職種を変えていました。その中で、2社目の広報やマーケティングの仕事を通して、自分の知識の足りなさを認識し、もっと大きい組織で成長をしたいと思い、転職を決意しました。
転職先を探す中で、私の第一志望はアクセンチュアでした。志望を決めるきっかけとなったのは、アクセンチュアがYouTube上で配信している動画です。コンサル業界で働いた経験はなかったのですが、多種多様なバックグラウンドを持つアクセンチュアの人達が楽しく働いている姿を見て、私もこの場所でいろんなことに挑戦したいと思いました。応募後面接を受ける中でフィリピンでの海外勤務の話を知り、もともと海外勤務を経験してみたいと思っていたことや成長著しいフィリピンという国で働くことで、自分自身の成長につなげたいという気持ちが強くなり、フィリピンでの海外勤務を希望し、2021年に入社となりました。
現在、私が携わっているのは、日本・フィリピン・中国のアクセンチュアメンバーが協働している日系企業向けの経理業務アウトソーシングプロジェクトです。その中でも私は品質管理の領域に特化して、お客様データのチェックや外国人メンバーの日本語チェックを担当しています。このプロジェクトが一番強みにしていることは、チームワークです。このプロジェクトは、8割外国人メンバーで構成されていますが、仕事内外を問わずコミュニケーションを取り合う環境が整っており、悩んでいることや目指していること、新しいアイディアなどは気兼ねなくチームの中で話し合っています。フィリピン人はとてもフレンドリーで思いやりがあり、チームメンバーのサポートがあったからこそ、私は渡航後短い期間でフィリピンでの生活に慣れることができたのだと思います。
また、読者の方が気になる点として、英語力があると思います。アクセンチュア フィリピンでは社内のコミュニケーションは基本、英語がメインです。ただ、日本語が分かるメンバーもいますし、プロジェクトによっては英語をそこまで使わない所もあるので、最初から英語力が必ずしも必要ではなく、フィリピン勤務を通して英語力を向上させたいという強い意欲をお持ちであれば、活躍できる場があります。
海外旅行や海外で生活をしたことはあるものの、フィリピンへ足を踏み入れたことはなく、当然知り合いもいない状態でフィリピンでの海外勤務を決意しました。新しい生活には不安もありましたが、どこか予想のつかない海外での生活に対してワクワクした気持ちの方が勝っていたと思います。
ちょうど、フィリピンへの入国が緩和された2022年の2月に異動しました。渡航、ビザ申請、住まいの確保などの海外勤務に必要な手続きは、日本やフィリピンの人事担当のサポートがあったため、滞りなく終えました。フィリピンでは家具家電付きのコンドミニアムが主流のため、スーツケース二個と身一つでフィリピンへ渡航しました。はじめは右も左もわからなかったため、海外旅行でよくあるトラブルに多少巻き込まれましたが、幸いな事に通い始めたジムを通して現地の友達もできて、頼りがいのある仲間に助けられながら言語もわからない地での新しい生活を楽しんでいます。
週末はフィリピン人の友達や現地で知り合った日系企業の駐在員達と、アクティブに過ごしています。
私のチームはハイブリッド出勤をしており、週2、3日は出社し、残りの日は在宅勤務です。私は通常、朝8時に勤務を開始して朝礼に参加します。その後、当日の各チームの状況を把握しながら優先順位を決めて大まかな予定を立て業務をスタートします。具体的には、資料作成、伝票や登録情報データなどの品質チェックや、依頼先とのメールの確認、現地メンバーの経理業務や日本語のサポートなどをしています。
午後は各チーム内での打ち合わせが多く、空いている時間で引き続き品質チェックを行います。各プロセスでルールが決まっており、緊急の案件もあるため品質チェックは迅速かつ正確に、また臨機応変に対応することが求められます。品質を通して様々なプロセスを理解して、状況を把握し新しいアイディアを提案することは仕事をしている上でやりがいに感じています。また、自分の成長を感じるだけでなく、フィリピン人のチームメンバーの日本語が上達し、仕事を通した彼らの成長を見られることもフィリピンで働けて良かったと思える要因の一つになっています。
海外勤務をすることで困難に直面したり悩みを抱えたりすることもありますが、それぞれの文化や考え方を受け入れることで価値観が変わり、状況に応じて柔軟に物事を考えることが少しずつできるようになってきました。これはグローバル企業のアクセンチュアで働き続ける上で、とても大切な変化だと思っています。今後もフィリピンの地でさまざまな発見をしながら自分を磨き、良いライフワークバランスの中で働いていきたいと考えています。この記事を読んで、アクセンチュア フィリピンで働くことに少しでも興味を持っていただけたらうれしいです。一緒にフィリピンで働けることを楽しみにしてます。