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デジタルコンサルタントの1年目:イチオシ研修と、初めてのプロジェクトで新入社員の自分が提供できた価値
2022/01/11
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2022/01/11
こんにちは!
アクセンチュアのテクノロジー コンサルティング本部インテリジェントソフトウェアエンジニアリングサービスグループ(以下IES)所属のYumaです。
IESはテクノロジーの力を通じて、多岐に渡る業界のお客様に改革をもたらす部署です。私は2020年新卒採用でアクセンチュアに入社して以来、小売業のお客様を中心に業務改革支援及び課題解決のお手伝いをしています。
アクセンチュアのデジタルコンサルタントってどんな職種かご存知ですか?
学生の方向けに、本ブログでは1年目のデジタルコンサルタントがどんなことをするのかご紹介します!
DX(デジタル・トランスフォーメーション)が進む世の中で、さらに需要が伸び続ける職種に就きたいと考えたことがきっかけです。私自身、学生時代のアルバイト先で、紙で管理していた情報をタブレットで管理するようなDXを目の当たりにして、DXの広がるスピードを実感しました。そんな世の中で取り残されないように、自らのITリテラシーを高めること、ひいては、社会全体にDXを広めて、その簡便さと業務の効率化を体験して欲しいと考えるようになりました。
フルリモートの研修で、上手くコミュニケーションをとれるか心配でしたが、講義を担当してくださった先輩社員の方々のサポートもあって、すぐに同期と打ち解けました。同期とのつながりをスムーズに築けたことで、講義内容に関する質問や社内制度の共有など、トレーニングをより効率的に受講することができました。
私は新入社員オリエンテーション、共通トレーニング、それに加えて配属部署の新入社員トレーニングを受講しました。新入社員オリエンテーションでは、社内制度や勤怠管理の注意事項など、アクセンチュアで働く上での基礎知識を学びました。共通トレーニングでは、コンサルタントとしてのマインドセットや資料作成、ロジカルシンキングなどのビジネススキルを学びました。配属部署の新入社員トレーニングではSIデリバリーの基礎やプログラミングスキルを身に着けました。配属部署の新入社員トレーニングは、各種プログラミング言語の講義を受講した後に、チーム一丸となって0からシステムを開発するものでした。開発したシステムをマネジング・ディレクターにプレゼンテーションするという、緊張する場面もありましたが、とてもいい経験になりました。Yumaイチオシです!
一貫して、新入社員トレーニングではお客様への価値創造を念頭に仕事を進めていくことを学び、プロフェッショナルとしての振る舞いを会得できる有益なトレーニングでした。
私が初めて参画したのは、大手小売会社の帳票システムを刷新するプロジェクトでした。本プロジェクトの目的は、生産計画や期末目標、値引き率の策定などに対する迅速な意思決定を支援することでした。例えば、どの国でどの商品がどれくらい売れているのか。どのシーズンにどの商品のどの色がどのくらい売れているのか。など、消費者の購買傾向を可視化します。そのデータを基にお客様が、翌シーズンの生産量を調整したり、翌期のセール対象を決定したりといった、生産・販売戦略を策定します。経営戦略に関わる重要なデータを扱うという、責任がとても大きい案件でしたが、その分、お客様の手に成果物が渡った時に、大きな達成感に包まれました。
1年目の私は主に検証を任されました。その役割はとても重要かつ簡単ではないものでした。検証は成果物の品質担保という観点でもちろん重要ですが、検証を行う上で、要件を理解していないといけないという難しさも孕んでいます。例えば、検知されたバグをきっかけに、業務要件を見直さないといけないケースがあります。つまり、業務的な要望に基づく要件でも、システム上実装が困難であることが発覚した場合、業務要件とシステム要件の擦り合わせが必要になります。このように、淡々と作業をこなしているだけでは気付かないような欠陥を洗い出すことも検証の重要な役割の一つであると私は考えています。何年もアクセンチュアで活躍している先輩社員を差し置いて、意見を言うことは緊張しますが、自分しか検知できなかった欠陥を共有することは、1年目の新入社員が価値を出せる場であると私は考えています。
1年経った今でも、新入社員トレーニングで同じチームだったメンバーとの交流は多いです。オフの予定を合わせてオンライン飲み会をしたり、コロナウイルスの感染拡大が落ち着き始めた頃にはBBQをしたりなど仲良くさせてもらっています。日常的にも仕事やプライベート関わらず、相談し合える良い仲です。
私はワークライフバランスを大切にしています。やりたい事だけをやるという訳ではありませんが、やりたいことをやらないで人生終えたくないという考え方を持っているためです。若いうちにしかやり切れないことは、仕事とプライベートのどちらにも存在します。その両方をどん欲に追い続けています。参考までに私の1日の過ごし方を紹介します。プライベートの時間を生み出すために、日中の仕事の進め方を工夫する良いサイクルができていると自負しています。
アクセンチュアには様々なバックグラウンドを持った社員がいるものの、文系・理系とかそういった括りを気にする人はおらず、多様性を認める文化が浸透しています。この文化が醸成された環境で仕事をすると、自分に合った働き方をチームメンバーが認めてくれる機会も増え、全員が働きやすい環境を生み出すことにもつながっていると私は実感しています。どんなバックグラウンドを持って入社しても、最大限価値を出せるようにサポートしてくれるチーム体制が整っている会社だと私は思います。
本ブログでご紹介したことが、アクセンチュアという会社のデジタルコンサルタントという職種に少しでも興味を持っていただいている学生さんの参考になれば幸いです!