地域の力を原動力に、持続可能な未来へ
アクセンチュアは、地域社会がよりよく発展していけるよう支援を続けています。人々が働き、暮らすさまざまな地域で、確かな変化と前向きな影響をもたらしています。
アクセンチュアは、お客様やパートナー企業、非営利団体との協働、そして約79万1,000人の社員の力を結集し、社会課題の解決に取り組んでいます。
なかでも、これまで十分な支援が届いてこなかった人々の生活向上と、次世代が持続可能な未来を築く力を育むことに力を入れています。
Skills to succeed(スキルによる発展)
持続可能な発展を支えるには、人々が「働きがいのある仕事」に就き、継続的にキャリアを築ける環境が必要です。アクセンチュアは、世界各地の地域社会で、人々が自らのキャリアを切り拓く力を身につけられるよう、継続的な支援を行っています。こうした支援は、NGOとの連携による資金援助やプロボノ(専門スキルの無償提供)、社員によるメンタリングなど、多岐にわたります。
2024年度は、パートナーとともに世界中で約500万人を支援。その中には、「Skills to Succeed Academy」を通じてスキルを習得した86,000人以上の人々も含まれています。
社員の力を結集し、社会と地球に貢献する
アクセンチュアでは、約79万1,000人の社員が、52の国と200を超える都市で働いています。世界中の社員が力を合わせ、ボランティア活動、環境保全、社会課題へのイノベーション、寄付などを通じて、社会課題の解決に向けた前向きな変化を広げています。
こうした取り組みを加速させるために各国で展開される「Season of Impact」には、2024年度だけで81,000人以上が参加しました。
社員が社会と地球のために行動する仕組み作り
社会課題の解決に向けたイノベーションの創出
アクセンチュアでは、社会的な価値創出を目的としたソーシャルイノベーションプログラムを通じて、社員がクライアントやパートナー企業と連携しながら、新たなアイデアの創出と実装に取り組む機会を提供しています。こうした取り組みは、ビジネスの力を活かして社会課題の解決を目指すものであり、テクノロジーやビジネスの専門性を、より良い未来の実現に活かしています。
社員が挑む、サステナビリティ・イノベーションチャレンジ
2024年度、アクセンチュアでは社内の「サステナビリティ・イノベーションチャレンジ」を通じて、約2,000人の社員がサステナビリティに関する社会課題解決に挑み、約370件のアイデアが生まれました。
この取り組みでは、クライアント、非営利団体、環境・医療分野のソーシャルエンタープライズなど、17のイノベーションパートナーと連携。課題領域の特定からアイデアの選定・評価、フィードバックまで、共創を通じてアイデアの磨き上げを支援しました。
代表的なプロジェクト例
- 最優秀賞:Second Chance 刑務所から社会復帰した人々に雇用の機会を提供し、再犯率の低下を目指す取り組み。
- 優秀賞:Circular Asset Indexing Toolkit 企業が保有する資産を再利用可能なコンポーネントとして管理し、循環型経済を促進。
- 優秀賞:TrashIT インド国内の電子廃棄物を、循環型経済モデルで適切に回収・処理する仕組みを構築。
「Social Innovators Accelerator」では、社会的インパクトが見込まれるプロジェクトに対し、資金提供と専門的なコーチング支援を行っています。2024年度は、サステナビリティ・イノベーションチャレンジの受賞案件を含む22件のプロジェクトがこの支援を受けました。