北海道の魅力：アクセンチュア・イノベーションセンター北海道（AIH）でできること

こんにちは。アクセンチュア・イノベーションセンター北海道（AIH）でソリューション・エンジニアとして働いているAyukaです。新卒入社3年目を目前に、北海道に2年間住んで気がついたことや、地方拠点ならではの魅力をブログで紹介したいと思います。

今回紹介するのは、通称AIHと呼ばれるアクセンチュアの北海道拠点です。北海道の一番大きな都市である札幌市に位置し、地方都市とはいえ不便を感じることはあまりありません。むしろコンパクトシティと呼ばれるように、都市の商業施設やオフィス街から生活圏が非常に近く、AIHから札幌駅まで地下鉄で15分と非常に便利です。関東にいたときよりも電車に乗る時間が短く、生活がスムーズになりました。

AIHの多くの社員がエンジニア職である一方で、理系や情報系出身者だけでなく、同期には地元育ちや道外から来た人、ITとは無縁の仕事から転職してきた人や海外から異動してきた人など、多様なバックグラウンドの人々が集まるオフィスとなっています。外資系企業ならではの特徴として、プロジェクトは北海道だけでなく、東京や大阪など日本各地の社員やお客さまとの仕事や、海外拠点のメンバーとの外国語でのやり取りもあります。

AIHの魅力は、一緒に働く方々が気さくであることです。アクセンチュアは"Think Straight, Talk Straight（とことん考えぬき、ストレートに伝える）"という文化を持っていますが、それを体現している方が多い印象です。大都市のオフィスではないため、AIHでは社員同士の距離が近く、通常一緒に仕事をする機会のない方々とも、会社のイベントや懇親会を通して交流できます。マネジング・ディレクターやシニア・マネジャーの方々ともオフィスで雑談でき、年次や年齢に関係なく関わることができる環境です。

顔見知りが増えることで、私は入社2年目ながら地域の方々とのイベント運営のお声がけをいただくことや、このブログの執筆の機会をいただくことが出来ました。何かをやりたいという気持ちや主体性を持って活動することを応援してくれる方が多く、発言しやすい雰囲気があります。

頻繁に開催される社内イベントは、真面目な勉強会からハンバーガーを楽しみながら自分の趣味を紹介するようなものまで、幅広いジャンルで開催されます。また、やりたいことがあれば自分で企画して運営することも可能です。私も仕事以外の時間は、会社のイベントに参加したり、部活動でのフットサルで体を動かしたりして過ごしています。

人との関わりは社内だけに留まりません。地域の企業や学生団体と協力して、オフィスに小中学生を招いてロボットプログラミング教室を開催したり、大学生向けのハッカソンを企画したりすることもあります。こうしたボランティア活動を通して、地域貢献も実感できます。AIHだけでなく、アクセンチュア全体がボランティア活動を積極的に行っているため、参加者としても運営としても社会貢献活動に携わることができる環境が整っています。 

私の北海道での生活は、在宅ワーク・お客さま先のオフィスで働く平日と、趣味を楽しむ休日で成り立っています。約1年半、IT開発のほとんどすべてのフェーズを経験し、少しずつですが自分でできることが増えていくことが仕事の楽しみです。休日は、レンタカーでドライブに出かけたり、水族館や動物園を巡ったりして過ごしています。お出かけする日は決まって最寄り駅近くのパン屋さんに行くことで始まります。夏には日本最北端の動物園に白くまの赤ちゃんを見に行ったり、同期にバイクのツーリングに誘ってもらったりもしました。

大自然と隣り合わせの都市にいるおかげで、週末は充実して過ごすことができています。去年の冬にはスノーボードデビューも果たし、今年は上達できるようにゲレンデに通いました。ご近所の雪かきを手伝って、お礼にお野菜をいただいたこともありました。充実した休日のおかげで、平日の仕事も頑張れるし、シーズンが変わるごとに楽しみも移り変わる忙しい日々を過ごしています。

たくさんの魅力を述べましたが、北海道に来た経緯は本当に思いつきでした。北海道には縁もゆかりもない生活だったのですが、学生生活を終えて社会人になる転機の際に、新しい土地で、エンジニアの仕事をしたいという気持ちと、地域に貢献できることができればとの思いから北海道を選びました。地元や家族が恋しくなる日や、極寒の気候に洗礼を受ける時もありますが、美味しいご飯や美しい自然、雪景色の中を歩けば素晴らしい場所だと感じます。

アクセンチュアでは他の会社のような人事異動で転勤を求められることがほとんどありません。AIHにいる人たちは北海道が好きで、自ら北海道を拠点に選んでいる人がほとんどです。私も今は、一生懸命仕事をして、精一杯休日を楽しむことができる生活をとても気に入っています。自分がやりたいことや叶えたい夢があるときに、土地に縛られずに行動できる時代が来たのだとしたら、私は北海道を選んで良かったと思います。やりたいことを妥協せずに追い求める、AIHでの生活を通して少しでも自分の理想の毎日を過ごそうと思っています。

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