日本は国民の6人に1人、約2,000万人が貧困ライン以下で生活しているといわれており、日本の相対貧困率はOECD加盟の他の先進国と比較して高く、社会問題の一つとなっています。
グラミン日本は、貧困や生活困窮の状態にある方々に低利・無担保で少額の融資を行い、こうした方々が起業や就労によって貧困や生活困窮から脱却し、貧困のない誰もが活き活きと生きられる社会を目指すマイクロファイナンス機関です。
これまでの金融ではカバーされなかった人たち、たとえば働く意欲はあっても今は生活が苦しいシングルマザーやワーキングプアの人たちに、生活資金ではなく、「起業や就労の準備のためのお金」を融資します。
一方、アクセンチュアには「教育を通して人々のスキル育成を図り、経済活動への参加と貢献を可能にする」Skills to Succeed活動の実績がありました。
そのノウハウを生かし、グラミン日本が事業を開始するにあたり、国内の現状に即した事業計画の立案から、利用者のスキル習得や就労支援に向けた仕組みづくりに至るまで、事業運営に関して全面的な支援を提供することとなりました。