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データサイエンティストは女性が少ない?アクセンチュアの仕事で多様な視点が必要な理由
2022/07/06
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2022/07/06
皆さんこんにちは。
アクセンチュアのビジネス コンサルティング本部 AIグループに所属する、データサイエンティストのNanaです。私はIT企業からアクセンチュアへ転職し、現在はシニア・マネジャーとしてお客様企業のAI導入やデータ分析プロジェクトに携わっています。
このブログでは私が組織内で運営しているインクルージョン&ダイバーシティ活動について紹介します。
アクセンチュアではグローバル全体でインクルージョン&ダイバーシティの活動を行っています。
アクセンチュアの最高経営責任者であるジュリー・スウィートはインクルージョン&ダイバーシティについてこのようにコメントしています。
このような指針の下、私たちはグローバルでも日本でもそれぞれ様々な活動を行っています。
今回のブログでは、アクセンチュアの中でも「AIグループ内でオリジナルで行っている取り組み」についてお話ししたいと思います。
突然ですが、みなさんはデータ分析の仕事に対して、どのようなイメージを持っていますか?
理系出身で男性ばかり、と思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか?
実際にマーケットを見てみると、アナリティクスやデータ分析の仕事をしているデータサイエンティストやデータエンジニアは他の職種と比較して女性比率が低いです。
ただ、だからといって女性や外国籍、LGBTQや障がいのある方などの多様な視点は不要だと思いますか?
答えはNoです。
なぜならば、アクセンチュアは日本社会の根幹を支えるような大手企業を支援し、世の中のあらゆるデータを扱い、そこから何が起きているか?を読み解く仕事です。
例えば化粧品会社やアパレル企業のデジタルマーケティングを改善する仕事では顧客購買データを見ますし、金融機関や製造業の営業担当者のパフォーマンス改善に取り組む場合は社員のデータを分析することもあります。
これらを読み解き、お客様に改善案を提案していくためには、「様々な人の視点」でデータを見て、フラットにアイデアを出し合うことが必要になると考えています。
そのため、全社の方針と同様AIグループでも、多様なバックグラウンドを持つ人が活躍できる職場づくりを心掛けています。
その中で、まずは第一弾として、特にマーケットでもマイノリティである「女性のデータ分析人材」に特化してこのような活動に任意で取り組んでいます。
データサイエンティストやデータドリブン・コンサルタント、AIアーキテクトとして働く女性社員を中心に3年後、5年後を見据えたキャリアを複数人の先輩社員と一緒に考え実行する活動です。ライフイベントとキャリアの両立を目指し「本当に成したいキャリア」を明らかにし、先輩社員がサポートしながらそれを推進します。また、アクセンチュアの社内アンケートで、女性は男性と比較して「自分に自信がない」と回答する比率が高い傾向があるとわかっています。そのため、AIグループでも年に一回「自分に自信を持つ」ためのトレーニングを開催しています。
女性社員を中心に今までのキャリアを隔週でメルマガ配信する取り組みです。入社後の苦労、子育て/介護のとキャリアの両立、ワークライフバランスの保ち方等・・・どんな壁をどうやって乗り越えたか?をキーワードに発信しています。
女性や外国籍の方向けの交流会をオンライン不定期で開催しています。先輩社員の話を聞いたり、同僚と働く上での悩みを気軽に話し合ったりする場として活用しています。
今回はデータ分析市場でも特別少ないと言われる女性活躍に特化した取り組みをご紹介しましたが、このような活動を通じて、将来的には性別や国籍など関係なく誰もが輝けるようになる事。また、仲間を見つけて時に競い合い、時に励まし合いながら切磋琢磨できるようになる事を目的に運営しています。
社会全体で女性活躍推進やインクルージョン&ダイバーシティは進みつつありますが、まだまだ性別を理由に昇進しづらかったり、ライフステージによってポジションが変わったりしまう企業もあると聞きます。実際に、そのような企業で息苦しさを感じてアクセンチュアに転職してくれた女性のデータサイエンティストも多くいます。
データ分析に興味があるけど、経験が少なく自信がない。データ分析をキャリアの軸にしたいけど今の環境ではモデルケースが少ない等、お悩みをお持ちの方、サポート体制はありますので安心して新しいキャリアへ挑戦してください!一緒に輝きましょう!お待ちしております。