Careers
営業・SEからコンサルタントへの転身。Salesforce界隈での女性活躍推進もリード
2022/04/14
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2022/04/14
こんにちは、テクノロジー コンサルティング本部でマネジャーを務めるNorikoです。
私は大学卒業後、業種・職種の異なる2社を経て、2015年8月に中途でアクセンチュアに入社しました。大学時代は数学を専攻しており、大学教授への道も視野に入れていて、アカデミックな世界に入る前にまずは実務を経験しようと証券会社に新卒で就職し、半年ほど飛び込み営業を経験しました。
その後、プログラミング経験はなかったものの、知人から誘われていたクラウドテクノロジーに強みを持つIT企業にSEとして転職しました。
2社目ではプログラミング経験者の同期にキャッチアップするため、Salesforceの認定資格体系にしたがって平日休日を問わず勉強したのですが、その結果、周囲よりも短期間で上位の資格を取得することができました。
営業、そしてSEを経て次のステップを…と考えたときに「20代で管理職の経験を積みたい」と思い至り、プロモーションの早い外資のコンサルティングファームへの転職が視野に入ってきました。
転職活動の過程でアクセンチュアへの入社を決めたのは、営業職で培ったコミュニケーションスキルとSE職で身に付けたSalesforceの資格を活かせると感じたからです。
そして、アクセンチュアには現ビジネス コンサルティング本部の経営コンサルタントとして入社しましたが、組織改編を経て、現在はテクノロジーコンサルタントとしてテクノロジー コンサルティング本部の金融サービス グループに所属しています。
前職のSE時代はジュニアポジションだったこともあり、極端に言うとお客様に言われたことを確実に時間通りに遂行することを求められましたが、アクセンチュアではジュニアなクラスであれど、一人のコンサルタントとしてのアウトプットが求められます。例えば常識や前提を疑うこと、お客様が出した要件の正しさや導入後の効果などを踏み込んで考えること、効率的に短時間でタスクを終えることなどがあり、期待値の高さは推して知るべしです。
こうした気付きや上司からの指導、日々の勉強の積み重ねを通じて、コンサルタントとしての働き方に慣れていくことができました。
プロジェクトワークとは別に、SaladBowl Trailblazer(以下、SBT)というSalesforce界隈で女性の活躍を推進する社内活動のリードを務めています。2019年12月にアクセンチュア社内で立ち上げ、現在多くのメンバーが所属しています。
活動の一環として、Salesforce専門資格の取得者を増やすために対策資料を作成、展開したところ、結果として社内のデザイナー専門資格の女性合格者数が、数か月で約3倍に増加しました。細かな解説を加えた資料を用意したので、市販の教材だと解説が少なく理解を深めるのが難しい上位資格でも合格のハードルはぐっと低くなったと自負しています。
実はSBTの活動を始めるまで「女性の活躍」というのにあまり関心はなかったのですが、着実に目に見える成果が出るのが面白く、今では「社内における女性の活躍を推進していきたい」と考えるようになりました。SBTの活動を推進することで、まだまだ女性のプレゼンスが低いSalesforce界隈で活躍する女性が増えたらいいなと思っています。
SBTでは女性のスキル向上を活動軸の1つとしていますが、私自身もCTA(認定テクニカルアーキテクト)の取得を目指しています。日本人有資格者はごく少ない、超難関の試験ではありますが、明確に目標に掲げてしっかりと準備をしていきたいと思います。
私がSalesforceの資格を持っていて感じるのは、資格を所有していることはコンサルタント職でも非常に有用だということです。スキルを証明できるのでお客様の信頼を得やすいですし、実現できることとできないことを議論の中で説明することも可能です。アクセンチュアではSalesforceを無料で勉強できる環境が整っているので、ぜひ積極的に資格取得を目指していただきたいです。