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「よりよい国づくり」を通じてカスタムメイドスキルを強化。公共サービス・医療健康グループの魅力
2022/11/16
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2022/11/16
こんにちは、テクノロジー コンサルティング本部公共サービス・医療健康(Health & Public Service、以下H&PS) グループの神原です。
私は日系SIerから2004年にアクセンチュアに中途入社し、現在、H&PSの日本統括をやっています。
このブログ記事では、H&PSグループってどんなところなの?という疑問にお答えします。
H&PSはひとことで言うと、「テクノロジーを活用した社会課題の解決をミッションに掲げるグループ」です。いま日本では、民間セクターだけでなく公共部門においてもDX(デジタルトランスフォーメーション)の動きが加速しつつあります。アクセンチュアのH&PSはまさにその流れを推進している組織です。
もう少し具体的に言うと、官公庁、地方自治体、教育機関、医療機関などのお客様に向けて、コンサルティング、システムのソリューションの提案から、開発、導入、評価、運用保守まで、プロジェクトを包括的に支援しています。公共機関がお客様といっても、その多くのサービスの受け手は国民・地域住民の皆さんであるわけで、多くの人の生活や未来に直結している、とても意義のある仕事だと日々感じています。
H&PSでは主に3つのロールに分かれて、お客様を支援しています。
① Application Services(AS)
官公庁業界のスペシャリストとして変革ジャーニーの立案と具現化までの支援を行います。支援の範囲が3つのロールの中でも最も幅広く、お客様の一番近くに寄り添うロールです。お客様のIT課題の理解と変革が求められる事項の定義、システム構成のあるべき姿の立案・提言、ソリューションの適用などを担います。
② IT Solution(ITS)
様々なテクノロジーケイパビリティを保有しているソフトウェアエンジニアの専門人材です。主にソリューションの設計・開発・移行をリードします。
③ IT Transformation & Optimization(ITXO)
お客様と一体となりシステム運営などを通して中長期的に改革を推進する専門人材として、長期にわたりお客様に寄り添い、運用保守の変革や最適化されたサービスの提供を行います。
上流のコンサルティング的なプロジェクトから、システム構築・運用支援まで含めて、非常に幅の広いラインナップがあります。国のシステムはパッケージではなく、独自の業務をカスタムで組む必要がある場合が多いです。この領域の課題は、お客様ごとに独自の業務をしているため、民間のように他の企業でうまくいった事例を横展開すればOK、ということはほとんど無いんですね。だからこそ、課題に向き合って紐解き、ソリューションを一から形作るカスタムメイド力が身に着きます。これは、公共以外の領域でもかなり重宝されるスキルです。国内でまったく前例のないソリューションを作り上げる必要がある時には、アクセンチュアの強みであるグローバルネットワークを活用し、世界各国の該当行政機関のノウハウを活かすことも多いです。また、日本国民・法人を対象にしたシステムとなると大規模な案件になることも多く、その中ではアクセンチュアの総合力を結集して取り組み解決すべきテーマも多いです。
一方で、ここ数年の動きとして、国民や企業からのWebやモバイルアプリを通した申請システムや、お客様の中での電子決裁の仕組みを構築するような案件が増えてきており、カスタム開発よりスピードや効率性を重視してSaaS系の仕組みを利用する機会もどんどん増えてきています。
このような状況ですので、技術に特化したキャリア構築はもちろん可能だし、コンサルティングスキルを磨く、または技術とコンサルティングの両方のスキルをバランスよく伸ばすなど、柔軟なキャリアを選ぶことができます。
案件の種類もさまざまで、大規模で何年もかかる案件もあれば、短期間でクイックに成果を出すプロジェクトも。どっしりと腰を据えて国の仕組みを大きく変えることも、短い期間の間でたくさんの案件を経験することもでき、興味関心に合わせて選ぶことも可能です。
プロジェクト拠点は、東京がメインではあるものの、関西などそれ以外の地域の案件も拡大中です。一つのプロジェクトに、東京だけでなく全国の拠点の社員がリモートで参画します。
コンサルティング企業、日系SIer、官公庁の出身など、多様なバックグラウンドを持つ社員が活躍中です。コンサル経験がある場合は即戦力として活躍してもらえますし、唯一無二の業務を扱う分野だからこそ、コンサルティングスキルをもっと強化してもらえるでしょう。いっぽうでコンサル経験や公共領域の経験が無くても大丈夫。私自身も日系のSIerから初めての転職でアクセンチュアに入社したんですが、それまで全く公共領域の経験はありませんでした(それでも今H&PSの日本テクノロジー統括をやっています!)。
というのも、H&PSではトレーニングなどの支援制度が充実しているので、入社後さまざまなプロジェクトを経験しながら、必要な知識やスキルを効率的に伸ばすことができます。
H&PSでは必要な公共領域のナレッジを一元化、整理してトレーニングとして提供しています。業務領域(税制、国の医療政策、行政手続きのデジタル化など)や技術領域のトレーニングをそれぞれ初級~上級レベルで整備していて、ピープルリード(プロジェクトの上司とは異なり、自分のキャリアを相談できる上司)からもキャリアカウンセリング通じて、自分に合ったトレーニングを勧めてらえます。
多様な働き方のサポートにも力を入れているので、育休・産休、介護など、ライフイベントに応じた働き方を選択することも可能です。特にワーキングペアレンツ支援に関しては、H&PS内の「ワーキングペアレンツサポーター」を起点に、必ず組織のリーダーシップ陣とアサインメントの相談ができる組織体制を構築しています。H&PSでの取り組みが全社に広がった経緯もあり、ライフステージの変化に応じたアサインメントの相談は、H&PSでは日常的です。
ここまでもいくつか触れましたが、アクセンチュアのH&PSグループで働くやりがいと魅力を5つのポイントにまとめました。
現在、アクセンチュアもH&PSもどんどんビジネス・組織規模を拡大しています。私としてもH&PSでの仕事を、SIもコンサルティングも、大規模案件も小規模案件も、というふうに全方位にどんどん伸ばしていきたいし、だからこそ、いろいろなバックグラウンドを持った人にH&PSに加わってもらいたいです。ここには、成長したい人、グローバルの先進事例を取り入れたい人、上流やりたい人、システム開発を通して最新テクノロジーを学びたい人など、本当にいろんな人にとって魅力あるプロジェクトやキャリアパスがあります。ぜひ、私たちと一緒に、よりよい国、よりよい未来を作る仕事をしましょう。皆さんの挑戦をお待ちしています!