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マイクロソフト ビジネス グループ業務内容紹介③:ビジネスアプリケーション ドメイン
2022/11/29
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2022/11/29
初めまして。
テクノロジー コンサルティング本部 アクセンチュアマイクロソフト ビジネス グループのビジネスアプリケーション ドメインに所属している、コンサルタントのMegumiです。
本ブログでは、自身のこれまでのキャリアや所属組織のアクセンチュアマイクロソフト ビジネス グループのビジネスアプリケーション ドメインについてご紹介できればと思います。
キャリア
私は、新卒で大手日系電機メーカーのSE部門に入社し、数年は現場にて多岐にわたる業種のお客様向けに、PC/NWまわりのインフラ構築や基幹システムの導入支援を経験後、数年後に本社部門へ異動となり、SEのユースウェアの策定や新規ソリューションの企画業務を行っていました。2021年3月にシニア・アナリストとしてアクセンチュアに転職し、現在はコンサルタントに昇進し電機メーカーのお客様の基幹システム刷新に向けて、アプリ開発チームにアサインされています。
転職理由
自身のキャリアへの疑問を持ち始めたことがきっかけです。
入社して数年が経ち、業務にも慣れ、一定の評価を得られるようになった頃、社内では認められているが、自分の市場価値はどう評価されるのだろう?と考えるようになり転職を意識し始めました。日系の大企業ということもあり安定はしているものの、顧客規模や扱う商材も限られており、自分のできる仕事の幅も広がらないことから、このままでいいのだろうか?という焦りも感じていました。
自身の将来像と照らし合わせたときに、お客様の経営層を相手にし、高い専門性を身に付けビジネスパーソンとしてステップアップしていきたい、管理職を目指していきたい、と思うようになりました。前職は年功序列に重きを置く企業であり、勤続年数が十数年以上ないと昇進ができない環境だったため、公正な評価が得られる企業という観点でも転職先候補を少しずつ調べていきました。
アクセンチュアを選んだ理由
アクセンチュアへ入社を希望した理由は大きく分けて2つです。
1. 年齢や性別に関係なく実績さえあれば昇進できるところ
ジェンダーダイバーシティーを推進しており、女性の管理職が多く活躍し、3Rスポンサーシッププログラム(管理職候補の女性社員が十分に成長機会を得ているか、3つの観点(Right Client, Right Role, Right Sponsor)でモニタリングしている)など、昇進へ向けた仕組みが確立されているアクセンチュアであれば、公正な評価を受けモチベーション高く保ち働き続けられると感じました。
2. コンサルティングスキル × テクノロジースキル が身に付くところ
アクセンチュアでは企画・案件組成、要件定義、設計、開発、テスト、移行・本番導入、運用保守に至るまで上流から下流までを一気通貫で経験でき、その中で資料作成の基礎や顧客折衝力、思考力等のコンサルティングスキルの習得と、テクノロジースキルの両方を習得していけるところが魅力的でした。
現在は、大手電機メーカーのお客様の案件にアサインされています。お客様の基幹システム刷新にあたり、Dynamics365導入による一気通貫の業務プロセスへの変革と業務効率化、ITコスト削減がプロジェクトの大きな目標です。最初の半年間は業務支援チームとしてお客様折衝を担当し、業務要件に対する課題の検討案の作成及び会議でのご提案、業務プロセスフローの整備に携わっていました。直近の半年間は保守業務設計支援チームとして、本番稼働後の保守運用フェーズにおける保守の役割整理や保守の業務設計、作業手順書作成等に従事しています。
この案件はアクセンチュアだけでなく、アバナード (アクセンチュアとマイクロソフトの合弁会社)と連携して進めています。
自身の初プロジェクトだったこともあり、当初はわからないことだらけで不安もありましたが、アサイン先の上司、各チームリード陣は気軽に相談に乗ってくださる優しい方ばかりで、私が理解できるまで丁寧に説明してくださいました。そのおかげで、業務要件やシステムについてのキャッチアップがしやすかったです。外資企業ということもあり、入社前まではドライな人が多いイメージを持っていましたが、実際はそんなことはなく、アクセンチュアにはいい意味で期待を裏切られています。
次に、私が所属しているアクセンチュアマイクロソフト ビジネス グループについてご紹介します。
アクセンチュアマイクロソフト ビジネス グループは2019年にアクセンチュア社内に新たに設立された若い組織で、一言でいうと「Microsoft製品の専門集団」です。Microsoftの製品、サービス、ソフトウェア、デバイスの実装、適用を通じてお客様企業のデジタル化とイノベーションを通じた、企業の変革に向けてのコンサルティングワークを提供しています。
主にAzure、Dynamics365、Office365等を徹底的に活用し、単純な業務のITへの置き換えだけでなく、業務の効率化、高度化、インフラ基盤のクラウド化、セキュリティ強化等、適切なソリューションを提供し、企業の変革を実現しています。
上記以外にもMicrosoftが提供するサービスは多様にあり、アクセンチュアマイクロソフト ビジネス グループの中でもさらに4つのドメイン(①ビジネスアプリケーション、②アプリケーション&インフラ、③データ&AI、④モダンワークプレイス)に分かれています。
ビジネスアプリケーション
お客様の基幹システムとしてのDynamics365、Power Platform導入
アプリケーション&インフラ
Azure VMやBlob Storage、Azure Function、Azure DevOpsなどAzureの各サービスを組み合わせて、クラウドベースのインフラ環境、カスタムアプリの構築
データ&AI
データの収集から蓄積、そこから次のアクションに繋げるための可視化・解析までを担う、Azureサービス、MSデバイスを統合したプラットフォームの構築
モダンワークプレイス
Teams、SharePointなどのMicrosoft365の導入及びそれらを活用した新しい働き方の導入
自分の興味ある領域を選択でき、案件でのOJT、マイクロソフト認定資格(MCP)取得、社内外のトレーニングを通して各自スキルアップを目指しています。同じドメインのメンバー同士でMCPの資格取得に向けた勉強方法や学習コンテンツを共有し合ったりして互いに助け合っています。
私の所属するドメインでは、主にCRMやERPの機能を兼ね備えたDynamics365の導入を支援し、企業の変革を実現しています。Dynamics365を用いて業務の効率化やデータの利活用などによりお客様業務の生産性向上を推進します。
組織の特性として、お客様の業務課題に対するソリューション案を考え、ご提案する「コンサルティングワーク」と、設計・開発等の工程で「エンジニアワーク」の両方を経験、身に付けることができます。
業務内容としては、企画・案件組成~設計までの上流工程と、開発工程移行のテスト・移行工程を主に担当します。また、SIのプロジェクトリード経験があれば、開発工程を含むプロジェクト全体の推進役も担うことができます。
アクセンチュアへの入社・転職をご検討されている方に向けて、アクセンチュアをおすすめしたいポイントを2点挙げさせていただきます。
1. キャリアが自由に決められるところ
アクセンチュアは、自由なキャリア設計ができてやりがいもある企業であると感じています。アサインされたいプロジェクトの希望を出すことができ、People Leadと呼ばれるキャリア構築を支援する先輩社員(主にマネジャー以上が1人付きます)が働きかけてくれます。
専門性を高めていきたい領域が明確になっていない場合は、様々なプロジェクトに参画して見つけていくでもいいですし、明確になっているのであれば挑戦してみるのもよい、といった特徴があります。
2. People Lead制度があるところ
前述のとおり、各社員にPeople Leadと呼ばれる先輩社員が付きます。キャリアに関する相談だけでなく、仕事の悩みやコンサルティングワークを遂行するうえでのあらゆる相談に乗ってくれます。私自身も月に1回、もしくは2ヵ月に1回の頻度でPeople Leadに30分~1時間程度時間をもらい、Power Pointスライドの書き方や、キャリアに関する相談をしています。
長文を読んでいただき、ありがとうございました。
皆様とマイクロソフト ビジネス グループでご一緒に働けることを楽しみしております。